東京會舘 新本館 2019年1月8日にグランドオープン

1922年(大正11年)から愛されてきた伝統の味やおもてなしの心はそのままに、今までにない“新しくて伝統的”というコンセプトのもと、東京會舘 新本舘が2019年1月8日にグランドオープンしました。丸の内二重橋ビルディング内、地下1階から地上7階からなるレストラン、バンケット、ウェディングを有する複合施設です。地下コンコースで直結しているので、近隣の東京駅や日比谷駅からアクセス抜群です。

歴史
1922年11月、「世界に誇る施設ながら、誰もが利用できる、大勢の人々が集う社交場」として皇居を望む丸の内に誕生。西洋文化が一般に広がり始めたころ、社交場の活用がまだ一般的でない時代には、常識破りの革新的な施設でした。関東大震災による一時休業や、第二次世界大戦により名称こそ変わることはありましたが、本物の味とおもてなしに特化した東京會舘独自のスタイルで、日本のみならず世界各国の著名人らを時代を超えて魅了し続けています。

レストラン・ショップ
開業当初から提供し続けてきた本格フランス料理を始め、初代・2代目本館から続く6店舗に加え、新たな形態のショップを加えた計8店舗がオープンしました。

レストラン プルニエ
日本で最初の鮮魚介専門店であるプルニエでは、フランスの三ツ星レストランで研鑽を積んだ松本浩之による伝統料理と現代フランス料理の融合が楽しめます。開場当時から大切に受け継がれてきたスペシャリテ<舌平目の洋酒蒸ボンファム>は、新鮮な舌平目のふっくらとした舌触りを軽やかなソースでいただく一皿。エントランスには大型のワインセラーがあり、店内はあちらこちらに水や魚のモチーフがちりばめられた遊び心あふれる明るい空間です。

・ローストビーフ&グリル ロッシニ
東京會舘のスペシャリテの中でも人気の高い“ローストビーフ”で知られるロッシニ。ロゼピンクの美しさが光るローストビーフは、包丁の重さでカットできてしまうほど柔らかく、まさに至福の一皿です。ビーガン対応も可能となり健康や美容に気を使う方とのお食事にも最適です。新本舘の店舗デザインコンセプトは「劇場Opera Style」、深く落ち着いた赤色も貴重とした重厚な空間は特別な時間を演出します。

そのほか、完成までに3日を要する「東京會舘カレー」や50年以上変わらぬ味で愛され続けている「マロンシャンテリー」など伝統の味から、新本館で誕生した新しい味までを、落ち着いた上質空間の中楽しむことができます。

バンケット
3階と7階には会議やイベントなど様々な場面に対応するバンケットがあります。メインバンケット「ローズ」は東京會舘のシンボルとなるバンケットであり、丸の内地区最大級の広さを誇る会場は2000名が収容可能です。国際規模のMICEにも対応する最新機器や、7mの天井高を活かした500インチの大型スクリーンも導入され、華やかで洗練された空間が広がっています。7階には皇居を一望できるバンケットルームと、丸の内仲通りに面したバンケットルームなど大小10室があり、皇居の静けさと丸の内のにぎわいを感じられようになっています。会場によって異なる顔を持つインテリアデザインも見所の一つです。

東京會舘 新本舘
TEL 03-3215-2111
東京都千代田区丸の内3丁目2−1
https://www.kaikan.co.jp/