東京は長年にわたりファッションの最先端を走り続けてきました。その長い歴史の賜物と言えるのが、東京の充実したヴィンテージファッション・シーンです。すでに事業を終了し、一般市場からは姿を消してしまったブランドのアイテムも、駅のすぐ近くにある地元の古着店で偶然見つかることがあります。日本でいち早く流行したものの、実際にどこで買えばいいのか分からないファッション・トレンドに出会う旅行者も少なくありません。「ギャル」や「コギャル」、「カワイイ」系といったサブカルチャーのスタイルも、限られた滞在時間の中ではなかなか見つけにくいものです。東京には数多くの区やエリアがあり、どこで時間を過ごし、どこでショッピングを楽しむべきか迷ってしまうこともあるでしょう。そこでJAPAN SELECTでは、旅行者の皆さんが効率よくショッピングを楽しめるよう、エリア別の古着店ガイドを作成しました。
秋葉原
Cary
「Cary(キャリー)」は、キュレーター兼コレクターであるRyota Ogataが一人で運営する、新進のヴィンテージショップです。店名は、彼がロサンゼルスで10年間共に暮らした日本人ルームメイトの名前に由来しています。同店では、厳選された90年代のヴィンテージウェアに加え、90年代から2000年代の雑誌、音楽関連アイテム、記念グッズなど、コレクター垂涎の品々が魅力的に取り揃えられています。店内に足を踏み入れると、まず目を引くのが中央のテーブルに並べられた、90年代の著名人が特集された当時のファッション誌や音楽誌の数々です。さらにRyotaは、シネイド・オコナーやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインといった90年代の音楽アイコンにインスパイアされた、オリジナルのTシャツやトートバッグのデザインも手がけています。秋葉原の有名な「電気街」から徒歩圏内という立地ながら、このエリアでは数少ないヴィンテージショップの一つです。ヴィンテージのバンドTシャツはもちろん、男女問わず楽しめるスタイルも大きな魅力となっています。Ryotaは、90年代の日米ポップカルチャーを愛する来店客との会話を楽しみ、店や自身のブランドに対する情熱をその振る舞いから感じさせてくれます。年齢やバックグラウンドを問わず、誰もがこの店とRyotaとの交流を楽しめるはずです。
公式URL: https://www.cary-a.com/
住所: 東京都千代田区神田小川町3-26-20 おちくビル2階
恵比寿
Mammoni Ebisu

via @mammoni_ebisu on ig
「Mammoni Ebisu」は、恵比寿駅近くのフードマーケット内にある、こだわりのセレクトが光る小規模なショップです。「カワイイ」や「Y2K(2000年代)」のスタイルを取り入れた店内は、ハイファッションかつマキシマリスト(装飾過多なスタイル)なインテリアで隅々まで彩られ、ラックはスタイルごとに整理されています。店内のハイライトは、中央に壁一面の大きな鏡を配したフィッティングルームです。壁を飾るカーテンも、スタイリッシュな雰囲気を一層引き立てています。魅力的な内装に惹きつけられますが、やはり主役は服やアクセサリーの数々。Hysteric Glamour(ヒステリックグラマー)、Coach(コーチ)、Juicy Couture(ジューシークチュール)、Playboy(プレイボーイ)といったブランドが取り扱われています。ユニークな体験ができるこのお店に、ぜひ立ち寄ってみてください。週末の午前9時から午後2時30分までは、「Tokyo City Flea Market(東京シティフリーマーケット)」にも出店しています。
公式URL: https://www.instagram.com/mammoni_ebisu/
住所: 東京都渋谷区恵比寿1-8-3 恵比寿店1階
新宿
Ruby’s

“Clothing” by MAKY.OREL, used under CC by-SA 4.0
「Ruby’s」は、メンズ・レディースのアイテムを厳選して取り扱う古着店です。店内はサブカルチャーやデザイナーズブランドごとに商品が整理されており、自分の好みのスタイルを簡単に見つけ出し、楽しむことができます。特に注目したいのは、パンク系やロリータ系のコーナー、そしてデザイナーズブランドのオートクチュールラインが並ぶラックです。ファッションを目的に東京を訪れ、手頃な価格でスタイリッシュな古着を探している若い女性にとって、Ruby’sはまさに理想的なショッピングスポットと言えるでしょう。また、2010年代のスタイルを取り扱っている点も大きな特徴です。インターネットやSNSの黎明期や全盛期に憧れを抱く新しい世代の間で、当時のスタイルへの関心が高まっている今、こうしたアイテムは特に人気を集めています。Instagramでも商品情報を発信しており、来店前に店内の雰囲気をチェックしたり、お目当てのアイテムを探したりすることが可能です。店を訪れる客層は実に多様で、それぞれが独自のスタイルを楽しんでおり、Ruby’sがあらゆるタイプの人々に愛されていることがうかがえます。千駄ヶ谷にも店舗を構えています。
公式URL: https://www.instagram.com/rubysshinjuku
住所: 東京都新宿区新宿3-36-14 セブンビル1階
原宿
Chicago

via Chicago
Chicago は、1966 年に原宿にルーツを置いたクラシックなヴィンテージ チェーンです。Chicago は、日本全国に 6 店舗を構えています。店内は壁から壁までレトロなスタイルやヴィンテージの衣類、アクセサリー、その他のアイテムで埋め尽くされています。カルチャーウェアや日本限定ウェアも取り揃えています。原宿の賑やかなファッション地区にある無数のショップの間に位置するため、買い物のついでに原宿店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 Chicago のスタッフは、お客様が望むあらゆるレトロ ファッションのスタイリングや検索を喜んでお手伝いいたします。
公式URL:: https://www.chicago.co.jp/store.html
住所: 東京都渋谷区神宮前6-31-15 2階
Flamingo
「Flamingo(フラミンゴ)」は、有名な古着屋チェーンの一つです。2004年の創業以来、日本で最も有名かつ愛される古着屋チェーンへと成長しました。日本各地に15店舗以上を展開し、厳選された品揃えで連日多くのヴィンテージファンを惹きつけています。原宿店は「裏原(ウラハラ)」ファッションエリアの中心に位置しており、曜日を問わず気軽に立ち寄ってショッピングを楽しめます。幅広いスタイルや年代のアイテムを取り揃えているため、一か所でまとめて買い物をしたいという方にも最適です。さらに、毎月最終土曜日には全品50%オフのセールも実施されています。
公式URL:: https://www.flamingo-online.jp/
住所: 東京都渋谷区神宮前4-26-28 Junkyard 1階
Bow City
「裏原宿」の賑やかな通りに位置する「Bow City(ボウ・シティ)」は、Y2K(2000年代)スタイルに特化したヴィンテージショップです。店舗はビルの2階にあり、下層階には他のショップも入っています。店内に並ぶ服、アクセサリー、靴、バッグは、主に2000年代に人気を博し、現在世界的に再流行している米国ブランドのアイテムです。店内では当時の米国音楽が流れ、ヒップホップの影響や、きらびやかな装飾が施されたバッグやジュエリーといった要素が、2000年代のスタイルを完璧に体現しています。厳選されたヴィンテージアイテムや、トレンドの2000年代スタイルが好きな方にはぴったりのショップです。
公式URL: https://bowcity-tokyo.myshopify.com/en
住所: 東京都渋谷区神宮前3-19-7 晴雲ビル2階
PIN NAP
「Bow City」のすぐ近くにある「PIN NAP」は、フェミニンなヴィンテージスタイルを好む女性たちから支持を集める人気の古着セレクトショップです。店内には多彩なスタイルが揃い、独自のアップサイクルブランドのアイテムも展開されています。ターコイズブルーの外観にピンクのネオンサインが映える店構えは、ひときわ目を引きます。2012年のオープン以来注目を集め続けているこの店は、かつて竹下通りが象徴していた「原宿ガール」のスタイルを今に体現するスポットです。これまでに多くの著名人も訪れており、観光客や地元の人々で賑わう人気店となっています。自分らしいスタイルを追求する女性たちが、ファッション感度の高いスタッフが厳選したアイテムを求めてこの店を訪れます。日本限定のブランドも多く取り扱っているため、ここでしか出会えないユニークな品揃えが魅力であり、他では入手できないようなアイテムが見つかるのも人気の理由です。
公式URL: https://www.pinnap.com/
住所: 東京都渋谷区神宮前3丁目26-10
Kinji Used Clothing
「Kinji」は、裏原宿ファッションエリアの中心部に位置する古着店です。「ラフォーレ原宿」や「6% Doki Doki」のすぐ近くにあり、店内にはメンズ・レディースを問わず、数え切れないほどのスタイルを取り揃えた商品が所狭しと並んでいます。ラックはサブカルチャーのジャンルごとに整理されているため、お目当てのアイテムを簡単に見つけることができます。Y2Kやフェアリーコアといったトレンドのスタイルから、バンドTシャツ、ポップカルチャーTシャツ、アウターウェアまで、広々とした店内の壁一面に商品が並んでおり、理想のコーディネートを探していると、つい時間を忘れて夢中になってしまうほどです。手頃な価格でありながら、品揃えが豊富で希少なアイテムも多く、観光客はもちろん、地元の方にもぜひ訪れていただきたいお店です。賑やかな通りに挟まれたビルの地下にあるため、旅行者には少し見つけにくい場所かもしれませんが、Googleマップで検索すれば迷わずたどり着けます。
公式URL: https://www.kinji.jp/kinji_harajuku.html
住所: 東京都渋谷区神宮前4-31-10 YMスクエアビル地下1階
上野
MODE OFF

“Mode-off” by Kentin, used under CC By-SA 3.0
東京で最も話題の古着店の一つである「MODE OFF(モードオフ)」は、「BOOK OFF(ブックオフ)」や「HARD OFF(ハードオフ)」の系列店であり、衣料品を専門に扱っています。5つのフロアすべてが、あらゆるスタイルの古着で埋め尽くされています。取り扱われているデザイナーズブランドのアイテムは、状態が非常に良く、かつ手頃な価格で提供されています。ストリートウェアから高級ブランドまで、それぞれ専用のフロアに展開されており、年齢やファッションの好みを問わず、誰もがきっとお気に入りの一着を見つけられるはずです。お気に入りのバンドTシャツを探している方も、これからの冬に向けた上質な高級コートをお探しの方も、MODE OFFならきっと満足のいくアイテムに出会えるでしょう。
公式URL: https://www.hardoff.co.jp/shop/detail/?p=104017
住所: 東京路台東区上野4-2-3
掲載情報は2026年8月現在のものです。
内容などは変更となる場合があります。
By Sofia Gonzalez





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